うつ病の原因は脳の血流低下?

脳の血流低下は様々な病気の原因になっていると考えられており、その病気の中にはうつ病もあります。

 

うつ病が発生する原因は様々で、そのすべてが完全に解明されているわけではありませんが、原因の一つとして脳の血流低下があることははっきりわかっています。

 

また必ずしも血流が悪いと起こるだけでなく、血流が多すぎることによっても発生すると考えられます。そして血流が正常でなくなる理由もまた様々ですので、ここがうつ病治療の難しいところなのです。

 

うつ病は生活習慣によってリスクが増減することがわかっています。特に喫煙はうつ病の発症リスクをあげることがわかっていますが、このこともうつ病が脳の血流低下によって発生することを裏付けるものです。

 

喫煙を行うとたばこのニコチンなどの働きにより血管が収縮します。そのため当然ながら血流が悪くなり、脳にも十分な栄養が行き渡らなくなり神経伝達物質の動きなどに影響が出ます。これがうつ病発生のメカニズムの一つであると考えられているのです。

 

もちろんたばこに限らず、血流を悪化させる要因、たとえば栄養不足や運動不足、睡眠時間が不規則などによってうつ病リスクは高まり、逆に定期的に有酸素運動を行う人はうつ病リスクが低いこともわかっています。

 

前述の通り、うつ病はそのメカニズムが未だにはっきりしておらず、発症する原因も複数あると考えられているため、必ずしも脳の血流状態のみと結びつけられるものではありません。ただし、重要なファクターの一つであることは間違いないでしょう。